読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2014年11月21日 [書籍の類]

間に合わなかった兵器 もう一つの第二次世界大戦

  • [著] 徳田八郎衛
  • [刊] 光人社NF文庫
  • [入手経路] 手持ち
  • 俺満足度:★★★☆☆

苦しい苦しい2ヶ月半の減酒に耐えて再検査を受けたところ……肝・臓・復・活! 全数値が完全に正常範囲に入った。よーし、飲むぞー!

んで。技術畑の元防大教授(1佐)が書いた第二次大戦における兵器技術の話。前半は日本軍の対戦車兵器と電波兵器、後半がドイツ空軍とソ連陸軍という構成。特にソ連の生産政策については全然知らなかったから面白かった。著者の専門が電子のようで電波の話題が濃いめだったのが印象的。電波以外の分野では事実誤認があったりして落差が大きいけど、けっこう勉強になったよ。

ただ、学生達の中に「(日本は)兵器の量のちがいで屈服したのであって、質は決して劣っていなかったと信じている者が少なくなかった」てのは信じられんなぁ。どんなF欄大だ。