2014年12月 の日記
■2014年12月31日 [年間成績]
2014年のまとめ

そんなこんなでフィリピンへの送金が大変で落ち着いて本を読めてない気がするけどしょうがない。諦めて読んダラ日記の12年目を振り返ってみる。

・書籍:55冊
・漫画:『ベルセルク』は当然出ない

ますます冊数が減ったけど、引っ越し出土品の他に手持ち再読シリーズも順調に片付いててそれなりに充実感のある1年だったと思いたい。

2015年こそはダラリと読めそうな気がする。んではまた来年。

■2014年12月26日 [書籍の類]
ヤクザが店にやってきた 暴力団と闘う飲食店オーナーの奮闘記
  • 宮本照夫
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

年末なのよ。クリスマス前の仕事納めを考えたものの、少しでも稼がなければならないので休むこともままならず。とにかく金がほしいんだ。フィリピンへの送金が大変なんだ。

んで。ヤクザが店にやってきちゃった飲食店経営者の体験談。そういう時どう戦えばいいのかハウツー的に語ってくれるのかと思いきや、さほど戦ってなくて思ってたのと違った。何ごともけっこうなあなあでなるべく波風立てずに済ませてて、時にはヤクザの幹部と心の交流もあったりしてそれはどうなのかと。でもそのパートが一番面白かった。結局、偉い人と知り合いになったら勝ちってことよね。

昔、商談でその手の偉い人と同席したことがあるけど、見た目に反して人当たりが非常によくて驚いた思い出。

■2014年12月22日 [書籍の類]
恋する寄生虫 ヒトの怠けた性、ムシたちの可愛い性
  • 藤田紘一郎
  • 講談社+α文庫
  • 手持ち
俺満足度:☆☆☆☆

ぼちぼち年末感が出てきあて今年はいつまで仕事しようか悩み中。クリスマス前に終わりたいけど、売上が低迷してるからそうもいかない気配。うーん、早く休みたいよぅ。胃が痛いよぅ。

んで。またまた再読モノの藤田紘一郎。この本に関しては、初めて読んだ時もさほど面白くなかった記憶があって、改めて読んでみたらやっぱり面白くなかったから思い出補正すらナシ。専門は寄生虫だと自称してるのに、なんでかヒトの話をしたがるんだよねぇ。この人の場合、寄生虫以外のことを書いたところで説得力ゼロなんだから、余計なことせずに寄生虫のことだけ書いとけと思う。

あ、寄生虫ネタに説得力があるという意味ではないよ。説得力なんてどこにもない。

■2014年12月19日 [書籍の類]
笑うカイチュウ 寄生虫博士奮闘記
  • 藤田紘一郎
  • 講談社文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★☆☆

じんわり続けてる通販業務が笑っちゃうほど売れてなくて笑っちゃう。実働時間から時給換算すると1,000円に満たないという酷い状態。半分趣味とは言え、もう少し儲けがないと続けらんないぞ。

んで。カイチュウが笑う話。いや、カイチュウは笑わないけど。なんやかや寄生虫の話。どの話題も藤田紘一郎だけあって根拠に乏しいのはいつものことだけど、デビュー作ということもあって、まだまともに書いてるなぁという感じはある。初めて読んだ時はスゴく面白いと思ったんだけど、今回も思い出補正だったようでそんなに大したもんじゃなかった。

手持ち再読シリーズはけっこう期待を裏切られる。俺も経験を積んで大人になったってことだな。

■2014年12月18日 [書籍の類]
墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便
  • 飯塚訓
  • 講談社+α文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★☆☆

ずっと様子を見ていたZenFone5のKitKatアップデートに踏み切った。トイカメラ並に酷いカメラ画質が改善するという噂があったけど、なにも変わらなかったよ……。

んで。123便が墜落して挫滅遺体がたくさんあった話。ずっと前に読んだ時はものすごく面白かったという記憶があるんだけど、どうも思い出補正だったみたいで、改めて読んでみたらそこまで大騒ぎするほどのことじゃなかった。人の記憶は当てにならん。面白いは面白いんだけど、どうにも話が散らかっててなぁ。下手にいろんなネタを詰め込まず、挫滅遺体の確認作業だけ追いかけたほうがよかったんじゃないかと思う。

ともあれ、俺に「挫滅遺体」という言葉を強烈に記憶させた功績は大きい。記憶に残る一冊。

■2014年12月15日 [書籍の類]
ポップ吉村の伝説 (下) たった一人でホンダに勝った技術者
  • 富樫ヨーコ
  • 講談社+α文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★☆☆☆

昨日は衆院選の速報を見ながら飲んだ飲んだ飲み過ぎた。選挙なんて俺の人生に関係ないんだけど、なぜか大好きなんだよ。そしたら飲むしかないんだよ。俺の肝臓もそれでいいと言っている気がする。

んで。ヨシムラの下巻はレース三昧。モリワキがガードナーを発掘してきたかと思えばヨシムラはシュワンツを見つけてきて、一介のチューニング屋の域を超えててわけがわからん。ただ、波瀾万丈だった上巻よりは盛り上がりに欠けるかな。レースしかしてないし。途中、ドガッティとかいうメーカーが出てきたんだけど、ドカティとブガッティで混乱してないか。けっこうお粗末な富樫ヨーコ。

ともあれ、とにかく吉村秀雄はスゴかった。冗談じゃなくスゴかった。でも、とにかく顔が気に入らねぇ。スゴいことは認めつつも、ヨシムラ嫌いになった。顔で。

■2014年12月08日 [書籍の類]
ポップ吉村の伝説 (上) 世界のオートバイを変えた「神の手」
  • 富樫ヨーコ
  • 講談社+α文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★☆☆

最新鋭救助艦のはずが実はマグロ漁船だったというニュースが半島のほうから。さすがお笑い韓国軍、なにがなんでも笑いを取りに来る姿勢にブレがない。自分が韓国人じゃなくて本当によかった。

んで。バイク乗りなら誰でも知ってるヨシムラの創業者・吉村秀雄の話。上巻は予科練時代から始まって1978年のデイトナ制覇まで。たかが町のチューン屋のくせにワークスよりも速いバイク作っちゃうんだから、もうスゴすぎて笑っちゃう。おまけにモリワキの森脇護も吉村の娘婿だった。そりゃAMA殿堂に入るのも納得ですわ。

でも、どうしても吉村秀雄の目つきが気にくわない。

■2014年12月04日 [書籍の類]
山田久志 投げる 野球花伝書VOL.2
  • 矢島裕紀彦
  • 小学館文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★☆☆

ここんとこ近所のサイボクハムが営業してないな、と思ったら10月末に閉店してた……。ザリガニ釣りのたびに豚コマ100円買ってたのは小学生の時だったっけ。さらばサイボク、思い出は尽きないよ。……よく考えたら贅沢なザリだな。

んで。しばらく軍事系が続いて飽きたから方向転換、山田が投げる話。オリックスの投手コーチを辞めた後の山田へのインタビューなんだけど、アンダースローの話題は案外少なくて、ピッチング一般に言える配球とか心理とか、そういうのがメインだった。せっかく山田なんだからもっと下手投げならではのネタを引き出せよなぁ。出てくるのが懐かしい選手ばっかりなのはいい感じ。

今になって気がついたけど、山田の投球フォームは記憶ほど格好よくなかった。やっぱり牧田がナンバーワン。

■2014年12月01日 [書籍の類]
自衛隊が危ない
  • 杉山隆男
  • 小学館101新書
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆

某大学の案件でYoutube動画のタイムラインに連動してコメントを投稿できるBBSっぽいのを作ってみた。YoutubeのAPIは面白げ。他にもいろいろ出来そうだよ。

んで。自衛隊の現場でいろんな問題が発生してて危ないと煽るだけの話。この人、ずいぶん長いこと自衛隊絡みの仕事してるのに未だ自衛隊を理解してないと言わざるを得ない薄っぺらい内容だった。25万人もいるんだ、中には多少問題がある人間だっているさ。こんなんで危ないとか言ってたらどんな組織も成り立たねーよ。

自衛隊がどんな問題を抱えていようと、いざという時は法律で明文化されてないのをいいことに臨機応変でなんとかしてくれるから。信じろ。