- 高橋治
- 朝日文庫
- 借り物
新商売、未だ注文入らず。問題は商品ラインナップが少ないことか。ゼロからのスタートだし、最初の半年は耐えるしかないのかなー。
んで。作家先生が自分の好みにあった料理やら店をヨイショし、自分がダメだと思う食べ方を否定し、ついでにそういう食べ方が好きだという人をも否定した資源ゴミ。別に夏に甘エビ食ってもいいじゃんか。アジをたたきにしてなにが悪い? たかが物書きごときが魚について偉そうなことを書かないでほしい。それは賛歌ではなく冒涜だ。
こういう想像力の乏しい偏狭なグルメ気取りは死ねばいいのに。
- 辺見じゅん(編)/原勝洋(編)
- ハルキ文庫
- 古本(105円)
新しい商売の準備がなんとなく整ったので、いよいよ本日開店。Amazonマーケットプレイスでいろいろ売るよ。まだ出品してる商品が少ないけど。売るためにはもっと出品しなきゃいけないのね。めんどくさ。
んで。辺見と角川の姉弟がNHKと共同で沈んでる大和を撮影しにいった話。だと思ったのは冒頭60ページくらいで、残りは関係者の証言&思い出コメントが少々と“戦艦大和100の秘密”的な中途半端な解説だった。元になったのは昭和60年刊行の『YAMATO!』という本で、それを例の大根役者が大声出すだけの駄作映画に合わせて文庫化したわけだ。
古い資源を再利用したかった気持ちはわからなくもないが、お粗末すぎる内容に腹が立つ。
- 半藤一利
- 文春文庫
- 古本(105円)
やりたくないけど状況的にしょうがないので本腰入れて新しい商売の準備。おかげでこのところ柄にもなく忙しいんだぜ。派遣も切られたし、可及的速やかに数字を作らないと食っていけないぞ。
んで。大東亜戦争における日本軍の指揮官と参謀、つまり使えねぇコンビ列伝だ。山本五十六&黒島亀人しかり、南雲忠一&草鹿龍之介しかり、牛島満&長勇しかり。雁首揃えて状況を客観視せずに得意のなぁなぁで作戦を進めたあげく、無駄に戦力を消耗して終わってた。そりゃ負けるわけだぜ。読みやすかったからいいけどさ。
ま、一番悪いのはそういうコンビを組ませた大本営なんだけどね。官僚の手前味噌な人事は日本の伝統だね。
- 森口豁
- 講談社文庫
- 古本(105円)
不定期派遣でお世話になってた職場の責任者が別会社にご栄転。つまり、もう派遣のお仕事は来ないってことだと思われ。これが噂の派遣切りか(たぶん違う)。本腰入れて新しい商売を始めなきゃなぁ。面倒だなぁ。
んで。上官の命令で思わず米国人捕虜を斬ったことが敗戦後に発覚して例によって超テキトーな裁判の結果死刑になっちゃった悲しいほど運の悪い学徒兵を追ったなかなかの力作。最初から結論ありきの軍事法廷のやるせなさと言ったらない。死刑執行も朝鮮戦争勃発直前で、巣鴨プリズン最後の死刑だったというんだから可哀想すぎる。執行日時があと少し遅ければ特赦だったろうに。
こうしてみると、やはり戦争は勝たなきゃいかんよなぁ。
- 五味川純平
- 文春文庫
- 古本(105円)
あまりにもヒマなので、ちょっと新しい仕事でも始めてみようかと思い立ち、本日より活動開始。ネットで気楽に出来る商売をやりたい。忙しいのはイヤ。
んで。関東軍の実態と崩壊に至る過程を描いた、ということにした左翼なプロパガンダ。国民世論の熱烈な後押しがあったからこそ軍が動けたと思うんだが、そういう都合の悪い事実には一切触れずに、とにかく軍部と天皇だけを殊更にあげつらう様は“ためにする批判”以外の何ものでもない。その批判にしても主観的かつ感情的でどうしようもない。さすが左翼、頭悪い。
ゴミ川純平……名が体を表しすぎてて怖いんだぜ。
- 稲垣武
- 光人社NF文庫
- 古本(105円)
絶望した! 3次元の世の中に絶望した! どうすれば2次元世界の住人になれるのか、教えてエロい人。
んで。旧軍には珍しく理詰めで作戦を考えてた沖縄守備軍(第三十二軍)高級参謀の人の話。どう考えても最も合理的な長期持久戦術を訴えるも、精神主義マンセーな旧軍の雰囲気とか当人の協調性がゼロだったことから受け入れられず、結局バンザイ突撃して沖縄オワタ。作戦立案とか意志決定がダメダメなのは日本人の悪い癖よな。下士官兵のレベルは世界最強クラスだったというのに。
けっこう面白かったにも関わらず読み終えるのに時間がかかったのは通勤がなくなったから。今年も冊数は伸びそうにないぜ。
- 下田四郎
- 光人社NF文庫
- 古本(105円)
休みに入ってからというもの平穏無事に喰っちゃ寝飲んじゃ寝な毎日。これぞ最高の春休みだぜ。社会人としては終わっているがなー。
んで。戦車第九連隊は米軍に夜襲を仕掛けた結果、返り討ちにあって一瞬で壊滅しちゃったので実はあんまりサイパン戦車戦な話じゃなかったんだけど、そこに至るまでの帝国陸軍における戦車部隊の成り立ちとか運用思想のくだりが面白かったのでヨシとする。そしてなにより、リアルやわらか戦車チハタンのカワイさが異常。∩( ・ω・)∩チハタンばんじゃーい。
この著者、靖国神社の遊就館にあるチハタンをサイパンから持って帰ってきた人みたい。愛だねぇ。
- 伊藤桂一
- 光人社NF文庫
- 古本(105円)
今回の派遣契約も無事終了して、世の中よりも若干早めの春休み突入。例によって次の仕事の話は全く出ていないので、今回こそ長期休暇の予感。長期休暇になってもらいたい。このまま夏まで休んじゃっても罰は当たらない気がするよ。
んで。直木賞作家っぽい人が書いた実話ベースの短編集っぽいなにか。読み切りもあれば続き物もあり、果てはエッセイまで混ざってるというテキトーな編成で、これといって印象に残るような話はなかったけど書いたのがプロの作家だけあって素人体験談的戦記作文なんかとは比べ物にならない安定感。このへんは腐っても直木賞。
って、直木賞はそもそも腐ってるわけだが。
- 井坂源嗣
- 光人社NF文庫
- 古本(105円)
予定外のインフルエンザのおかげで溜まってしまった大量のお仕事もどうにかリカバーに成功。気がつけば今期契約の稼働時間も残すところあと僅か。寝込んでなかったら今ごろ春休みを満喫中だったんじゃないか? うう恨めしい。
んで。主にビルマ方面で撤退し続けた陸軍兵長の回顧録。撤退の捨て石だけあって、ただもうひたすら逃げただけ。戦ってないので1対15もなにもあったもんじゃない。素人戦記物としては、まぁこんなもんかっていうレベル。よくあるパターンで、自分を格好良く書きすぎてる嫌いあり。たかが兵長がそんなにリーダーシップ取るか?
妙な自己顕示欲があるからこそ体験談を本にしようなんて考えるんだろうけど、なんかみっともない。記憶も都合いいようにすり替わっちゃってるだろうしなー。
- 尾川正二
- 光人社NF文庫
- 古本(105円)
今年の風邪はキツいなぁと思っていたら実はインフルだったというオチ。連日40度オーバーの高熱が1週間、そりゃ一部記憶も飛んじゃうさ。特効薬リレンザのおかげで辛うじて生還したが、ガキや年寄りが死ぬのも納得できる。罹るな危険。
んで。ニューギニア帰りの5流大教授が書いた本。言い回しがいちいち(下手な)文学的でイライライライラ。著者あとがきによると、戦記ではなく極限状況下での人間の素描を試みたらしい。いかにも純文学くずれがやりそうなことよな。もうね、所詮は素人作文なんだから格好つけずに事実だけ書いてくれればいいのよ。無駄に観念的で抽象的で詩的な心理描写なんて要らんのよ。マジ読んでらんない。
でも、こんなもんが第1回大宅賞の受賞作という恐ろしい事実。審査したヤツちょっと来い。










