雑誌の類 もう買わない
■2007年01月01日 [雑誌の類]
日経サイエンス (2007.2月号)
  • 日経サイエンス
  • 月刊誌
読んダラ通算9号目

読書の前だけど雑誌。

んなわけで新年明まして1発目は食べ残しの雑誌。特集は「ミラーニューロンと自閉症」だった。自閉症は共感という感情が上手く働いてないとかいう話。正直どうでもいい。それ以外の記事も低調で、比較的興味を持てるコンピュータ系記事を含めて面白くなかった。唯一読めたのは「死の海を生き返らせる」くらいか。黒海の富栄養化による生態系破壊ネタで、今までわかったふりをしていた青潮発生のメカニズムをきちんと理解したのが収穫。海はいい。

それにしても、これで1400円は高いな。

■2006年11月30日 [雑誌の類]
日経サイエンス (2007.1月号)
  • 日経サイエンス
  • 月刊誌
読んダラ通算8号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけで「制御性T細胞」という全く興味のない記事から始まったので心配したけど、それを乗り越えたら大丈夫だった。面白かったのは「温暖化が招いた大絶滅」。恐竜以外の大絶滅は地球温暖化が原因という説。気温が上昇、海が低酸素化、嫌気性の硫黄細菌が増加、大気に硫化水素放出、みんな死んだ。つじつまは合う。「エッシャーの秘密」はだまし絵。秘密は2点透視の消失点にありそうな雰囲気。よく覚えてないけど読んでる時はわかった気がしていた。「先アステカの大水路網」も興味深い。湧水に含まれてた炭酸カルシウムが固着して水路の高さがいつの間にやら5m。ついた名前が「テコアトル(石のヘビ)」。アステカ語カコイイ。

塩谷喜雄はいつも通りお花畑。なんで科学雑誌にこんなの載せるかなぁ。

■2006年11月01日 [雑誌の類]
日経サイエンス (2006.12月号)
  • 日経サイエンス
  • 月刊誌
読んダラ通算7号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけで「エネルギーの未来」特集が80ページくらい続いた。地球温暖化絡みのエネルギー消費量やCO2排出量の動向がメインで、技術的な話が少なかったからツラかった。バイオマス燃料は面白そうだけど、食べ物を潰してまで燃料にするのはどうかな。そんなことするくらいなら原子力のほうがいいと思う。原子力発電は電気の質がいいから電気釜で炊いたお米がふっくら仕上がるし。ウソだけど。

塩谷喜雄は建前で書いてるだけなのか本物のお花畑なのかわからんが、きれい事すぎて話にならん。

■2006年10月02日 [雑誌の類]
日経サイエンス (2006.11月号)
  • 日経サイエンス
  • 月刊誌
読んダラ通算6号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけでトップ記事は朝永振一郎生誕100年記念の「くりこみ」。場の量子論に則って電子の自己相互作用を計算したら無限大になって困ったのでくりこんだらしい。全く意味不明だったが、男前な顔で「くりこみ」とか言ってノーベル賞ゲトした朝永博士はスゴかったのだろう。俺が興味を持てたのは「マッハ15を目指すスクラムジェット」。知らないうちにずいぶん開発が進んだな。禁煙がイヤで海外に行けない俺としては早いとこ旅客機に積んでくれると嬉しい。オーストラリアまで2時間以内で行ってくれ。

遺伝子の記事を読んでて思った。コード増設しすぎ。俺が神様だったらイチから書き直したい。Perlで。

■2006年09月12日 [雑誌の類]
SECURITARIAN2006.9月号
SECURITARIAN (2006.9月号)
  • 防衛弘済会
  • 月刊誌
読んダラ通算30号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけで「このたびの防衛庁による契約方式の見直しにより」休刊が決まった最後の『セキュリタリアン』。特集「防衛白書2006」はつまんなかったけど、その他の記事は近年希に見る大当たりだったからラストを飾るに相応しい。出色は潜水艦「わかしお」を取り上げた「自衛隊ルポ」で、担当はなんと葛城奈海。大学訪問なんかより面白かったぞ。最後の最後に見直した。時すでに遅いが。

いつまで年間購読を続けるか悩んでるとこだったから、休刊してくれるのはちょうどいいかも。返金手続きがちょっと面倒臭いけど『セキュリタリアン』オリジナルテレカをもらったから許す。レア物ゲトだぜ。

■2006年08月30日 [雑誌の類]
日経サイエンス (2006.10月号)
  • 日経サイエンス
  • 月刊誌
読んダラ通算5号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけでトップ記事は「悪性腫瘍の真犯人? ガン幹細胞」で、ガンにも幹細胞がありそうという話だった。意味はわかったが全然面白くない。負の屈折率を持つ「スーパーレンズ」は興味深い。言葉の意味はよくわからんがとにかく光学限界を打ち破れる可能性があるそうだ。生物学エリアは鳥類とサルの色覚についての記事が1本ずつ。脊椎動物は4種類の錐体視細胞をもってるのに哺乳類だけ途中で2つ紛失してきたらしい。そんでサルの時代に1つ復活させたのだそうだ。こういう進化ネタは好き。

「いまどき科学世評」の塩谷喜雄が異彩、というか異臭を放ってた。このつまらなさは『ニュートン』でいうところの竹内均だな。困ったもんだ。

■2006年08月05日 [雑誌の類]
SECURITARIAN2006.8月号
SECURITARIAN (2006.8月号)
  • 防衛弘済会
  • 月刊誌
読んダラ通算29号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけで特集「防衛庁を省に」は4ヶ月連続の組織編成ネタ。飽きた。もういいよ。間違った状態を正すのに理由なんて要らないし。あくまで国内問題だから特定アジアの理解も要らないし。どうせだから省昇格の勢いで自衛隊も軍にしちゃおうよ。大丈夫、今度は上手くやれるさ。連載は小粒揃い。面白くなりそうな予感があった「知られざる物語 防衛庁からの戦史」美保ヶ関事件 水城大佐の後編は全く盛り上がらないまま終わり。ガッカリ。あと終わったと思って安心してた「百家争鳴 葛城奈海の大学訪問」が巻末に復活。面白くないんだよなぁ、これ。

このままキラーコンテンツ不在だと、もう定期購読やめるしか。

■2006年08月02日 [雑誌の類]
日経サイエンス (2006.9月号)
  • 日経サイエンス
  • 月刊誌
読んダラ通算4号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけでトップ記事「スーパーボルケーノ」は、デカい火山がそのうち大爆発するという話。量子もクォークも出てこなかったのでよかった。トップ記事の内容を理解できたのは初めてだ。「数独の科学」もよかった。数独ってナンプレか。見たことあるよ。日本産パズルじゃないのに海外でSudokuと呼ばれてるらしい。やるなぁニコリ。面白そうだったので1コやったら飽きた。いつも確実に理解できる「現代からくり拝見」は石油の精製方法。理解した。

国産材による新世代木造民家に取り組む里山建築研究所の記事が興味深い。金額によっては近々建てる別荘の候補に入れたいな。

■2006年07月24日 [雑誌の類]
Jウイング (2006.9月号)
  • イカロス出版
  • 月刊誌
読んダラ通算20号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけで今月も買ってしまった。特集1「日本の戦闘機ウエポン」はAAMとかASMとか爆弾とか。新しいアイテムが出てくるわけでもなく今さらな話。特集2は俺の大嫌いな「ユーロファイター タイフーン」だった。こんな力感のない不細工な機体はダメだ。万が一こんなのがF-Xになったら泣く。号泣する。このところ他機種紹介がデフォになってる「日本の大戦機」は川西製戦闘機の系譜で強風→紫電→紫電改。全部ピンで取り上げてほしいなぁ。その他「未完の計画機」がF-107、「オールドジェット探偵団」がミラージュIIIでイマイチ興味ナシ。

今月号は惰性だけで読んだ感じ。いや、今月惰性だけか。またしばらく休もうかな。

■2006年07月08日 [雑誌の類]
SECURITARIAN2006.7月号
SECURITARIAN (2006.7月号)
  • 防衛弘済会
  • 月刊誌
読んダラ通算28号目

読書の途中だけど雑誌。

んなわけで特集「在日米軍再編の最終的なとりまとめ」は3ヶ月連続で似たようなネタ。すっかり飽きた。ただ連載が読めたので助かった。「自衛隊ルポ」と「東へ西へ」は毎度安定してるから置いといて、注目は「知られざる物語 防衛庁からの戦史」の巡洋艦「神通」の艦長、水城圭次大佐。昭和初期、連合艦隊の夜間演習中に起きた衝突事故「美保ヶ関事件」の責任を1人で負わされた人らしい。いつも興味のないテーマばかりだったコーナーが初めて面白かった。後編が待ち遠しい。

巻末インタビュー「わたしの目線」には樋口監督が登場。『日本沈没』を撮ってるとか。しょぼそうな映画だけど自衛隊の活躍シーンが多そうな点は期待。まず観ないだろうけど。