読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年02月04日 [書籍の類]

新撰組の謎 <徹底検証>

  • [著] 加来耕三
  • [刊] 講談社文庫
  • [入手経路] 貰い物
  • 俺満足度:☆☆☆☆☆

今日は金曜日。いつもより酒を飲んでもいい日なのだ。本だって読めるのだ。

んで。究極の駄作だった。特徴としては三段論法にとどまらず四段五段と堆く積み上げた末のこじつけ。それも「新撰組の○○とは?」と問題を提起しておいて「と思えるのだが、いかがだろうか」とくる。手前で勝手に言い出したことに同意を求められても困る。途中なぜか芹沢鴨を擁護したいと言い始めたんだけど、再評価するわけじゃなく近藤土方沖田あたりの悪行を挙げ連ねて相対評価で勝負。悪いことしたのは鴨先生だけじゃない、と。バカの論理だ。

ここまでお粗末な本は珍しいよ。