2013年12月 の日記
■2013年12月31日 [年間成績]
2013年のまとめ

そんなこんなで生活が落ち着いたはずなのになぜか本を読む時間が減ってる気がするけどしょうがない。諦めて読んダラ日記の11年目を振り返ってみる。

・書籍:60冊
・漫画:『ベルセルク』が出た!

冊数は減ったけど引っ越し出土品もあらかた片付きようやく自分で買った本も読めるようになって光が見えた。

2014年こそダラリと読むことを誓う。んではまた来年。

■2013年12月25日 [書籍の類]
米内光政
  • 阿川弘之
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

2ヶ月前に申請した海外療養費が給付された。理論上の満額回答でニッコリ。制度の存在に気づかせてくれたローラパパに感謝することしきり。

んで。阿川の海軍提督三部作で唯一読んでなかった米内光政が職場に転がってたので借りてきた。敗戦の元凶“無能”山本五十六と、毒舌のくせに致命的な戦下手“3流”井上成美。なぜこんな小物2人と並べて三部作なんかにしたのか意味不明なくらい大物だった。米内光政は提督というより政治家だから立ち位置が全然違うし人間として立派だし、とにかく並べちゃ失礼だ。最後の海相として一億玉砕より国の未来を選んだ男。デカいぜ。

個人的には一億玉砕してたらもっと面白かったかなぁとは思うけど。

■2013年12月11日 [書籍の類]
白瀬中尉南極探検記
  • 綱淵謙錠
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

特定秘密保護法案に反対してる人って、どんだけやましい人生を送っているの? 在日なの? 臭いの?

んで。名前だけは知ってる白瀬矗中尉の南極探検の話ということで期待したんだけど、引用がかなり多くて小説というより報告書。中でも参加隊員だった多田恵一の残した文書に寄るところが大きく、むしろ主人公はこの人。ぶっちゃけ途中で少し出てくるアムンゼンとスコットの話のほうが面白かった。だって白瀬中尉ってば南極よりも資金調達と船の確保に苦労してばっかりなんだもん。完全に著者の消化不足。

この話、どうせなら新田次郎か吉村昭に書いてほしかったな。