2014年01月 の日記
■2014年01月31日 [書籍の類]
指揮官の決断 その一瞬が勝敗を分けた!
  • 三野正洋
  • 新潮OH!文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

通販の注文数が株価に連動しているような気がする。しかし例えそれが正しかったとしても出来ることはなにもないのが悔しいところ。なんでもいいから景気よくなれ。

んで。いろんな戦場における指揮官の話。よく知らないヨーロッパ戦線とかベトナム戦争の話が出てきたので楽しかったんだけど、どれも勝つべくして勝ったし負けるべくして負けた感じなんだよなぁ。例えば牟田口みたいな無能をトップに据えた時点で負けは決まっちゃうわけで、それは別に指揮官の一瞬の決断とは言えないわけで。

ぶっちゃけ最も重要なのは人事部の決断だな。

■2014年01月27日 [書籍の類]
8月17日、ソ連軍上陸す 最果ての要衝・占守島攻防記
  • 大野芳
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

今回の都知事選はいつにもまして酷いなぁ。誰になってもダメダメな未来しか見えないんだけど都民どうするの? と、都政に無関係の埼玉県民俺、高みの見物。

んで。玉音放送を聞いてホッとしてたのも束の間、露助が攻めてきて占守島守備隊が大変だった話。露助相手にけっこう善戦してたんだけど、日本側に降伏命令が出ちゃって無理矢理停戦、守備隊は捕虜にされてシベリア抑留というなんとも酷い話だった。でも守備隊の頑張りのおかげ露助は千島列島までしか南下できなかったんだから帝国陸軍頑張った。

丁寧な取材をしたことはわかるんだけど、戦後60年を過ぎてからの聞き取り調査じゃ時既に遅すぎて不明点多数だったのが残念。あと戦闘シーンもっとほしかった。

■2014年01月20日 [書籍の類]
井坂挺身隊、投降せず
  • 楳本捨三
  • 光人社NF文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆

なんか身体がダルい重いツラい。お熱を測ってみたら37.5℃。平常時35.5℃の体温計だから微熱の域を越えている。でも仕事も酒もタバコも休むわけにいかない。大人って大変。

んで。光人社NF文庫だからノンフィクションだと思った? 残念、フィクションでした! 表題作と「囚人部隊、長城に全滅す」の2編が収録されてるんだけど、どっちも完全に想像の産物。だって両方ともラストで全員爆死してるし。記録なんて残ってるわけないし。ただの冒険小説だし。期待したのと全く違ってズコーってなった。

光人社のレベルの低さはみんな知ってるし俺もわかった上で読んでるけど、完全なフィクションをNF文庫に入れてくるのだけは許せない。こういうのは別レーベルで出せ。

■2014年01月17日 [書籍の類]
風船爆弾
  • 鈴木俊平
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★★★

最近、バイクのセルが回らない事象が多発。独自調査の結果、原因はキルスイッチの接触不良と断定した。しょうがないから一時的に配線直結してホンダ夢店までひとっ走り。部品取り寄せ1,585円也。

んで。我らが大日本帝国が世界に誇る大陸間戦略爆弾「ふ号兵器」こと風船爆弾の話。全くドラマチックでもなんでもないんだけど、文章上手いし面白かった。よくもまぁ和紙と蒟蒻糊で作った風船に爆弾積んでアメリカ本土まで飛ばすなんてことを考えたな。成果はともかく、切羽詰まった日本人の発想と実行力はスゴいと思った。後先考えず細菌兵器を使ってたらもっと面白かったろうに。

我が風船爆弾に比べたら射程300kmのV2ロケットなんてヘソで茶が沸くレベルだぜ!

■2014年01月10日 [書籍の類]
戦争の話を聞かせてくれませんか
  • 佐賀純一
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

3年前にHDDがぶっ飛んだdynabook SS SXの復活作戦発動。起動可能な純正CD-ROMドライブで新しいHDDにXPインスコ完了じゃい。PC底面のプロダクトキーでアクティベーションしたら……こいつ、動くぞ!

んで。著者(慶応出の医者)が戦争経験者の年寄りの患者に戦争の話を聞かせてくれ聞かせてくれとしつこく迫ったり迫らなかったりして聞き取った体験談。なにせ老人の言うことだからどこまで実際にあったことなのか全く信用は出来ないんだけど、まとめ方が上手い。耄碌してる年寄りの言うことを読みやすい文章にしてて感心した。年寄りなんて都合よく記憶を改ざんしてるに決まってるんだけど、それを考慮しても面白かった。

慶応医学部出身は文章力も違うってか。けっ。

■2014年01月07日 [書籍の類]
パール判事の日本無罪論
  • 田中正明
  • 小学館文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

明けました。今年はもっと若い嫁がほしいです。今の妻がもう24才なので、今年は我が人生最大の目標である10代のオニャノコと結婚したいと思います!

んで。東京裁判(極東国際軍事裁判)に判事として参加したインド代表ラダ・ビノード・パールの答え。さすがインド人だけあって非常に理性的かつ理論的で、東京裁判が戦勝国によるただの復讐ショーであることがよくわかる。ただ、他の判事が出した判決も理解できちゃうんだよね。俺が戦勝国側にいたら腹いせに同じようなことするもん。悲しいけどこれ戦争なのよね。

とりあえず、A級戦犯の意味も知らず戦勝国でもないくせにニダニダ騒ぐトンスルは漏れなく死ね。そうすればララァも喜ぶ。