読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2018年09月14日 [書籍の類]

不毛地帯 (1)

  • [著] 山崎豊子
  • [刊] 新潮文庫
  • [入手経路] 古本
  • 俺満足度:★★★★

たまにしか乗らないタントにソーラー充電器を導入。分岐するヒューズがエンジンルーム側にあってしばし悩むも、助手席ドアのサービスホールから回す見事な素人仕事で解決した。

んで。山崎豊子本人は否定しているらしいけど、どこからどう見ても瀬島龍三とゆかいな仲間たちをモデルにした不毛な地帯の話。かなり期待値の高い第1巻は主人公が近畿商事こと伊藤忠で働き始める社長室付嘱託壱岐正と、大本営参謀時代に出張で行った満州でソ連に捕まってシベリアでダモイダモイする長期抑留者壱岐正のダブルストーリーで、さすが安心と信頼の山崎豊子、始まった瞬間からいきなり面白い。壱岐だけに。だはは。

ここから出世街道をばく進する未来が見える。早く次だ、次を読ませろ。