読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2018年09月03日 [書籍の類]

栄光の岩壁 (下)

  • [著] 新田次郎
  • [刊] 新潮文庫
  • [入手経路] 古本
  • 俺満足度:★★★★

倉庫に眠っていたEPIA-ME6000がたまたま発掘されたので、ものは試しとWindows2000を入れてSeleniumを動かしてみたら重すぎて全然ダメで諦めた。次の古代の遺物、出てこいや!

んで。見事にお金を騙し取られて傷心の主人公なのでガチ登山から少し離れての就職編、そして結婚編。これがなかなかドラマチックな展開で面白かった。むしろ山より面白いくらいだったのでこのまま続けてもらって構わなかったんだけど、そういうわけにもいかず山に戻って怒濤の勢いでアイガー北壁撤退からのマッターホルン北壁制覇で感動の大団円。登山用語が全くわからない問題はあったけど、これは間違いなく名作ですわ。

モデルの芳野満彦氏は数年前までご存命だった模様。それがなによりの後日譚だ。