- 藤田紘一郎
- 講談社文庫
- 新本
また買っちゃった。そう、寄生虫。先日、本屋に行ったら文庫棚で平積みになってて思わず所望。
んで。基本的にこれだけ冊数が出てると半分くらいは以前のネタとかぶってる。ああ、かぶってる。だから残りの半分に期待して読んでるようなもんなのね。でも悔しいことに面白いんだ。くそぅ。
副題の「グルメブームの落とし穴」からわかるように今回は食べ物を介して感染する寄生虫がメイン。それも現代日本で感染する可能性の高いヤツら。とりあえず変なもんを躍り食いするのはやめとこうと思った。

- 防衛弘済会
- 月刊誌
薄くて自衛隊ネタばっかりで自宅に送ってくれるので最近お気に入りな『セキュリタリアン』を今月もあっという間に読み終わり。
んで。いろいろと防衛に関する勉強をさせてもらった中で最も素晴らしかったのは特集「女性自衛官を読む」の中で紹介されてた高岡久美士長。306sqの。えーと、マニア受けしそうなルックスに萌えた。世の中にはこんな可愛いWAFがいるのか。空自スゲェ。超萌え。今年の小松では306sq整備小隊覗きに行ってみよう。だって萌えだから。
今月号はそれしか覚えてない。他のページは忘れちゃった。

- アルゴノート社
- 月刊誌
今日も雑誌を読み終わっちゃった。なんかノッてきた。
んで。『PANZER』はほぼ毎回楽しく読めてる気がする。苦痛だった記憶があんまりない。なぜか。特集がメカメカしいからだ。特定の車種のメカメカしい部分を取り上げてくれてる。部隊マークとかパッチとか言わない。俺にはこういうのが合ってるみたい。AMX-10RCもチェンタウロもさほど興味ないけど、それでも米海軍の飛行隊パッチを見せられるよりは楽しい。
あ。でも2次大戦とか古戦場探訪とかいった古い時代の記事はつまんないな。

- 文林堂
- 月刊誌
今月はペースがイマイチ上がらない。これじゃ読み終わらない。勝負かけなきゃ。
んで。今回の『航空ファン』はかなり手強かったので時間かかった。なんでかというと特集が「USネイビー詳細ガイド」という部隊の歴史とか飛行隊パッチの類の話だったから。そういうのダメ。そういえばこの前の『JWings』もスポッター向けの特集だったっけ。なんともツラい。もっとメカメカした特集を組んでくれないと困る。
こんなだとお金も時間ももったいないので来月からは特集記事が面白そうな時だけ買おうと誓うのだった。
- 大泉実成
- 新潮OH!文庫
- 貰い物
ずいぶん前に仕事関係でもらった本。さして面白そうにも思えなかったので放置してた。でも読む本に飢えてきたのでしょうがなく読んでみたら面白かった。
んで。なんとゆーか、漫画家って狂うものなのかな。消え方に自殺が多い。こういう裏側を知っちゃうと非常に気分が重くなるのでさすがダウナー系。さらに書き方がこれまたダウナー系。読んでる人間の意識をイヤなほうへと誘う。
暗い気持ちになりたければこれを読むといい。

- イカロス出版
- 月刊誌
月末月初は雑誌シーズン。ちゃっちゃと読まないと溜まる一方。
んで。『JWings』は、なんと言うか、元々そういう傾向が強かったけど最近ますますスポッター向けの雑誌になってる。ただの兵器好きにとっては部隊マークなんかを解説されても全く興味ないのです。読んでてもつまらんので、これからは特集が面白そうな号だけ買うことにしようかなぁ。
- 豊田穣
- 集英社文庫
- 借り物
今日はなぜか早起きしてしまったので二度寝すべく本を読んでみたら眠れなくてずっと読み続けちゃって疲れた。
んで。布団の中で読み終わったのは借り物の『信濃の生涯』。これは有名さに恥じない面白さ。このところハズレ本ばかりだったのでなおさらよかった。どのへんが面白かったかはよく把握出来てないんだけど、なんかよかった。さすが豊田穣だ。初めて読んだけど。
それにしても帝国海軍にはヤキモキしっぱなしだ。「信濃」だけでなく他の大型艦も空母に改造しろっつーの。伊勢&日向、扶桑&山城あたりが全通甲板の空母になってれば萌えたのに。
- コリン・コバヤシ
- 岩波新書
- 借り物
買ったことはあるけど読んだことはなかった岩波新書を生まれて初めて完読。職場の岩波棚を整理してたら、なぜか読んでみる気になったんだな。
んで。フランスはブルターニュ地方の伝統的な製塩の町ゲランドにおける過去と現在の悲喜こもごも。彼の国にも伝統的な職人がいるのに少々驚いた。跡継ぎ問題とか環境問題があったりなんかして、何処も似たようなものだなぁと。しかし期待したほど大したことは書いてなかったよ。生態系、ほぼ無関係だし。
著者がサヨってるのもダメ。こういう人の言葉は、たとえ事実であっても信じない。
- 山際淳司
- 角川文庫
- 借り物
壮絶にお金がないので借り物ブーム。職場の本棚を漁る日々。そこで見つけたこれを読んでみた。
んで。つまらなかったわけじゃないけど面白かったと言えばウソになる。ドラマチックに書こうとしてるからなのか知らないが、時系列が飛びまくっててついていけない。興味深い話題もあるにはあったけど面白くはない。そもそも時代が古すぎる。リアルタイムで知らない人間には厳しんじゃないか、これ。どれも俺の知ったこっちゃねぇし。
表題作は第8回日本ノンフィクション賞というのを受賞してる“名作”という話だったが、その片鱗すら感じられなかった。
- 木俣滋郎
- 公人社NF文庫
- 借り物
例によって職場で見つけた本。それを職場で読んでみた。
んで。帝国海軍の潜水艦の話。覚悟はしていたけど、木俣滋郎は今回も日本語が不自由で大変だった。なんでもかんでも「しかし」で接続するから文脈が滅茶苦茶。構成も下手だから展開が唐突すぎて全然ついて行けない。おまけに数字にも弱い。400KWは180KWの1.4倍じゃないし。そんで肝心の潜水艦については情報量が少ないんだから酷いもんだ。
もう読むだけでストレスが溜まる摩訶不思議ワールドへようこそって感じ。これでプロだなんて信じられん。